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19th
October
2010

グローバルマーケットトレンド(2010/10/11-10/15):かつてのライバル同士GoogleとYahoo!の株価がともに上昇

先週のグローバルの株式市場は、差し押さえ住宅の売却停止の動きの広まりを受けて金融株が大幅下落したものの、全体的には堅調に推移しS&P500指数は前週末比+0.9%の1176.19ポイントとなった。

 グローバルMECインデックスはS&P500指数をアウトパフォームし、前週末比+3.2%となった。

牽引したのは2010年第3四半期で市場予想を上回る好決算を発表したGoogle Inc.で、同社の株価は前週末比+12.1%となった。第3四半期の売上高は72億9000万ドルで前年同期に比べて23%増加した。また純利益は21億7000万ドルで、同32%の増益となった。四半期ベースでは過去最高の売上高と純利益の達成となり、同社の業績からオンライン広告市場の拡大がうかがわれる。 

Google Inc.のかつてのライバルで現在ネット検索市場では第3位のYahoo! Inc.の株価が急騰した。中国のECサイト運営者Alibabaグループが、インターネット検索エンジンサービス「Etao.com」の試験運用を開始したと報じられたことをきっかけに、同社の株式の約39%を保有するYahoo! Inc.の株価も恩恵を受ける形で上昇した。Google Inc.の撤退以降、Baidu Inc.の独壇場となっている中国のインターネット検索市場に切り込めるとすれば、Alibabaグループの得られる収益は非常に大きいものだと想定される。
さらに、米インターネットサービス大手のAOLが複数の投資ファンドと組んでYahoo! Inc.の買収を検討していると報じられたことから、同社の株価はさらに上昇した。
Alibabaグループが自社株を買い戻したい場合、今回の買収報道は買い戻しのよい機会になると考えられるものの、かつてMicrosoftからの総額475億ドルの買収提案を拒否したことのあるYahoo! Inc.は、ゴールドマン・サックスを雇い買収防衛に向けての対策を検討しているとの憶測も流れており、今回の買収の行く末に注目が集まる。

10月11日、中国の大手出版会社である中南出版伝媒集団のIPOに関する詳細が公表された。募集期間は10月19日から20日で、深セン、上海、北京の3都市で投資家向けのロードショーが行われる。
「マルチメディア展開、全てのプロセスを押さえる」というのが同社の事業戦略であり、今回のIPOへ向けたエクイティストーリーでもある。20の子会社とそれら傘下の孫会社は新聞、書籍、雑誌、ネットメディアなどの多様なメディアを有しており、この中には角川グループホールディングスとの合弁会社「广州天闻角川动漫有限公司」も含まれる。また、出版のみならず流通や印刷を含めたプロセスを有していることから、全体プロセスでのコスト管理が可能となり、同社の利益率は中国の他の出版会社よりも高い水準にあると言われている。(参考までに、同社の2009年度の当期利益率は約12%。)
現時点で時価総額は200億元(約2452億円)を突破し、中国出版業において最大のIPOになると予想されている。

19th
October
2010

国内マーケットトレンド(2010/10/11-10/15):ngmoco社の買収資金を新株で調達するDeNAの株価が希薄化懸念で下落

先週の国内株式市場は、連休明けの火曜日に日経平均株価が前週末比-2.1%と大幅に下落した。円高基調が継続するなか、週後半にかけての反発も力弱く、金曜日の日経平均株価終値は前週末比-0.9%の9500円25銭となった。

国内MEC企業の株価は引き続き日経平均株価をアンダーパフォームし、軟調な動きとなった。

12日に米国ネット企業ngmocoの買収と買収資金の一部を第三者割当増資で手当てすると正式発表したディー・エヌ・エー(2432)が、希薄化への懸念から大幅に下落し、前週末比-8.9%となった。
今回の買収対価の支払いは2段階となっており、まずクロージング時に3.03億ドル(約257億円)が支払われ、ngmoco社の2011年12月期の業績に連動して最大1億ドル(約85億円)が2012年6月を目途に支払われる。
ngmoco社の足許の業績が分からないものの、開示資料によれば同社の2009年の連結売上高は315万ドル(約268百万円)、連結当期利益は△1088万ドル(△925百万円)とあり、決算数字のみをベースにすると、クロージングの3.03億ドルだけでも非常に高い対価を支払っているように見える。
一方で、過去の類似案件を見ると、米国ゲーム大手Electronic Arts Incは、ソーシャルゲーム開発のPlayfish社の買収に際し3億ドルと最大1億ドルの業績連動報酬を支払っており、さらに、メディアコングロマリットのWalt Disney IncがPlaydom社を買収した際に5億6320万ドルと最大2億ドルの業績連動報酬を支払ったことを勘案すると、ngmoco社の買収金額も一概に高すぎるとは言えないだろう。
ディー・エヌ・エーは、少なくとも買収対価としてグローバル企業に並ぶM&Aの実行で海外展開戦略へのコミットメントを示したのであり、今後の海外のソーシャルゲーム事業に注目が集まるだろう。

サンリオ(8136)が15日、香港の商社「利豊」との資本提携を発表した。米国玩具大手トイザラスとも取引のある利豊はサンリオの発行済み株式の1%を取得し、「ハローキティ」などのキャラクター商品の海外における販売を拡大する予定。サンリオの株価は今年にはいってから上昇基調を継続しており、年初来変化率は135%となっている。

12th
October
2010

グローバルマーケットトレンド(2010/10/4-10/8):スポーツゲームソフトの強さでEAの株価が急上昇

先週のグローバルの株式市場は、米国の金融当局による追加金融緩和への期待も高まり堅調に推移した。S&P500指数は前週末比1.6%の1165.15ポイントとなった。

 グローバルMEC企業では、ゲーム会社Electronic Arts Incの株価が急上昇し、前週末比+7.4%となった。グローバルゲーム市場の低迷が続くなか、同社のサッカーゲームFIFA 11が発売初週に驚異的な売上を記録したことが材料となった。同タイトルは発売からわずか1週間足らずで北米と欧州の主要国において合計260万本(150百万ドル)販売された。FIFA11に先駆けて、同社が8月に発売したフットボールゲームのMadden NFL 11も8月の販売実績ではトップランクインしていたことから、スポーツゲームにおける同社の圧倒的な強さを市場も評価していると考えられる。

米国で動画配信サービスを提供するHuluのIPO観測が再浮上している。年内に米国証券取引委員会(SEC)への申請を行い、来年1月から5月の間に株式公開を果たすのではないかと憶測されている。
Huluは、株主であるNBCユニバーサル、Fox Entertainment及びABCからの映像コンテンツを武器に、2008年3月のサービス開始以降わずかの期間で米国の動画視聴サイトにおいてYoutubeに次ぐ規模まで成長した。しかしながら、広告を中心としている同社のビジネスがどの程度の収益性を有しているか、あるいはそもそも黒字であるのかどうかは明らかにされていなかった。

今回の憶測報道でIPOまでの時間軸がより明確にされたことを勘案すると、ある程度の収益が確保されていると推測される。
SECへの申請書類を確認するまではあくまで推測ではあるが、想定されている時価総額20億ドルからHuluの利益水準を試算することが可能である。
仮に、Huluの同業他社として動画配信も行っているNetflixを想定すると、Netflixの予想株価収益率(PER)が現在50倍であるから、Huluの当期利益は4000万ドル(=20億ドル÷50倍)と試算される。
いずれにしても、Huluの収益性が確認されれば、最大手のYoutubeでさえ黒字化していない動画閲覧サービスのビジネスモデルにおいて非常に意味のある転換ポイントと言えるだろう。

12th
October
2010

国内マーケットトレンド(2010/10/4-10/8):PCサイト大手のヤフーと携帯SNS大手のモバゲーの共同事業に期待が集まる

先週の国内株式市場は、8日に続落したものの日経平均株価の金曜日の終値は前週末比+2.0%の9588円88銭となり、堅調に推移した。

国内MEC企業の株価は全般的に日経平均株価をアンダーパフォームし軟調な動きとなった。

モバイルSNSのディー・エヌ・エー(2432)との共同事業「Yahoo!モバゲー」を正式オープンさせたヤフー(4689)の株価が急反発し、前週末比+4.9%となった。国内最大のポータルYahoo! Japanと「怪盗ロワイヤル」や「海賊トレジャー」などの人気ソーシャルゲームコンテンツの組み合わせだけに、市場の注目が集まっていた。
また、Yahoo!モバゲーにシュミレーションゲーム「こいけん!」を提供するベクター(2656)もつれ高となり、前週末に比べ株価は10.2%上昇した。

ディー・エヌ・エーに関しては8日、一部の報道機関において米国ネット企業ngmocoの買収を検討しているとの報道がなされた。ngmocoは米国大手ゲーム会社Electronic Arts の元経営陣の1人が設立した会社で、iPhone、iPadに特化したソーシャルゲームの開発に定評がある。
ディー・エヌ・エーは、この買収について同社による発表ではないとのニュースリリースを出してはいるものの、9月にカリフォルニアのソーシャルゲーム会社Gameviewを買収していることを勘案すると、コンテンツ開発会社をグローバルに押さえていくという戦略のために、同社が新たな買収先を想定していることも十分に考えられる。

占いコンテンツを中心としたサイト運営を手掛けるザッパラス(3770)が7日、同社の携帯サイトで利用可能な仮想通貨「ミント」を導入すると発表したことから大幅反発し、8日の終値は前日比+8.5%高となった。同社は女性を中心とした会員550万人を有しており、仮想通貨の導入による課金ビジネスの収益力強化が期待されていると考えられる。

「Android」を搭載したスマートフォンの発売を発表したKDDI(9433)が大幅反発した。発表の前日に年初来安値を更新していたこともあり、5日の終値は前日比5.4%の上昇となった。今回発売予定のスマートフォンは、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信など従来の携帯電話の機能が使えるため、同社のスマートフォン市場での巻き返しに注目が集まる。

6th
October
2010

グローバルマーケットトレンド(2010/9/27-10/1):グローバル株式市場でプレゼンスを高める中国企業

先週のグローバルの株式市場は、横ばい推移となりS&P500指数は前週末とほぼ変わらずの1146.24ポイントとなった。

このところいまひとつ活力に欠ける米国の株式市場に、先週中国のネットサービス(B to B)企業ChinaCache International Holdings Ltd.がIPO(株式公開)を果たした。公募価格13.9ドルに対して上場初日の終値は27.15ドルと約95%の上昇となった。これは米国のIPO市場において2007年9月以来最も大きい上昇率である。
同社はCDN(Contents Delivery Network)というネットサービスをB to Bで提供しており、顧客にはChina MobileやAlibaba.comなど中国の大手企業が含まれ、同社のウェブサイトによれば2009年の中国CDN市場における同社のシェアは53%であるという。
当初公募価格の仮条件は10-12ドルであったが、相応の投資需要を見込んで最終的な公募価格は仮条件のレンジを上回る13.9ドルに決定されたことからも、投資家が同社及び中国のネット市場に寄せる期待が非常に大きいと想定される。
9月には、ChinaCache以外にもSouFun Holdings Ltd.(不動産ウェブサイトの運営会社)やCountry Style Cooking Restaurant Chain Co.(ファースト・フード・チェーン)など米国でIPOを果たした中国企業があるが、それぞれ上場初日の上昇率は72.9%、47.3%と、いずれも投資家の需要を集めたホット・イッシューとなっている。
一方で2010年最大のIPOとなるはずだった米国の保険会社Liberty Mutualが、ChinaCacheのIPO前日に「市場環境の悪化=投資家からの需要不足」を理由に、予定していたIPOを延期したことを勘案すると、グローバルの株式市場における中国企業のプレゼンスの高まりがうかがわれる。

韓国のNHN Corp.がポータルサイト「Naver」上にソーシャル・ネットワーキングとユーザー・コミュニケーションの機能を取り込むと発表した。またFacebook上で人気のあるソーシャルゲームを同社が運営するSNSサイト「me2DAY」などで提供すると発表した。Naverといえば韓国の検索エンジンでは60%以上の圧倒的なシェアを占め、安定的な広告収入を稼いでいる。ポータルサイトという盤石な事業基盤を持ちながらも、韓国で急速に増えつつあるソーシャル・ネットワーキング・ユーザーをいち早く取り込むという同社の戦略が評価されたこともあり、同社の株価は2年3ヵ月ぶりの高値を記録した。

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