国内及び海外MEC業界のROE比較

2009.07.13

MEC業界の国内上場企業342社及びグローバル上場企業(時価総額上位企業)348社の2009年7月8日時点におけるROE(直近)及び有利子負債/総資本比率を算出、異常値を示したものを除いて、WN MEC分類毎にそれぞれ中央値を算出し分析しました。
マーケット全体と同様にMEC業界についても国内企業のROEは海外企業のROEと比べて著しく低い水準にあると言えます。
国内企業のROEが低い理由として収益性(売上高利益率)及び財務レバレッジの水準が低いことが挙げられ、国内企業は、資本の効率性を改善するために両者のレベルをあげていくことが必要であると考えられます。

詳しくはこちらをご参照ください。

roe-domestic-vs-global-070913.pdf

MEC業界におけるM&Aの推移

2009.06.04

国内M&A案件において、ターゲット企業、買収側企業、売却側企業のいずれかにMEC業界の企業・事業が該当する案件を抽出し、過去4年間のデータを4半期毎に集計し、MEC業界におけるM&A推移を分析しました。
2008年度のMEC業界のM&A案件は、件数が約270件と前年比同水準の一方、金額は約6,000億円と前年比30%増加しました。四半期の推移は、2008年度第2四半期に金額が落ち込むものの、その後前年を上回るスピードで市場が拡大しております。
MEC業界の過去4年間のM&Aの1件当りの金額は平均で約70億円、中央値約3億円と、小さい案件が非常に多い構造となっており、大型案件に市場規模が大きく左右される傾向が高くなっております。

詳しくは、リンク先をご覧ください。

09604_ma-outlook.pdf

MEC業界における流動性ディスカウント/プレミアムに関する仮説

2009.05.20

国内の「コンテンツ」企業を抽出し、それぞれの企業の3か月平均売買高の時価総額に対する比率を基に、流動性の「高」「中」「低」の3つのグループに分類。
それぞれの企業について来期予想株主資本利益率(ROE)と実績株価純資産倍率(PBR)の散布図を作成し、流動性の高・中・低の3つのグループで相関係数を算出・比較しました。
今回の分析では、流動性の高いグループのほうが、相対的にバリエーションが高いという結果となり、MEC業界の市場評価においても流動性ディスカウント/プレミアムの要素が無視できないことを示唆しています。
昨今活発化している自己株買いは、一株当りの利益配分を高める効果はある反面流動性を低くするため株価に対してプラス効果だけでないと考えられます。

詳しくは、リンク先をご覧ください。

090515_liquidity-discount.pdf

国内及び海外MEC業界のPER・EV/EBITDA比較

2009.05.01

MEC業界に属する国内上場企業及び海外の時価総額上位の企業について、来期予想PERと来期予想EV/EBITDA倍率を算出し、WNのMEC分類毎に分析・集計しました。
PERについては総じて国内の方が海外よりも高い水準にある一方、EV/EBITDA倍率については海外の方が国内よりも高い傾向にあることが分かりました。D/Eレシオと併せてみると、海外の方が概ねD/Eレシオが高く、このことが海外が国内よりもEV/EBITDA倍率が高い一因となっていると考えられます。

詳しくは、リンク先をご覧ください。

090430_per_evebitda.pdf

コンテンツ企業のROEとPBRの相関関係について

2009.04.08

MEC業界に属している企業のうち、弊社の分類における「コンテンツ」企業111社の来期予想ROEと実績PBRを算出し、両者の相関関係を検証しました。
時価総額100億円以上のグループと100億円未満のグループにおけるROEとPBRのR2値(相関係数の2乗)を比較すると、時価総額100億円以上未満のグループのR2値が100億円以上のグループよりも高く、ROEとPBRがより高い相関関係にあることが分かりました。
また、理論的に想定されるPERは、時価総額100億円以上のグループが、時価総額100億円未満のグループよりも大きく、同じ「コンテンツ」企業でも時価総額の大きい企業のほうが、市場における評価が高くなる傾向を示しています。

詳しくは、リンク先をご覧ください。

090408_pbr_roe.pdf